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再生溶剤

サンプルテストについて2023年08月18日

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1)機種選定

まずは、3点の諸情報についてお知らせください。装置の標準価格の御見積を致します

①溶剤の種類
1か月あたりの廃溶剤の発生量(〇〇〇〇kg/日) ※ リッター単位でもOKです
③1日の稼働可能時間(○○Hr/日)

【ポイント】

一般的な溶剤の場合、500kg/月以上の排出量があれば回収メリットが得られる場合が多いです。但し、溶剤単価が高い場合は少ない量でも投資対効果あり。
機種選定の目安として、
1か月2トン未満の場合は、小型溶剤回収装置CA-100シリーズ>
1か月2トン以上~数十トンまでの場合は、真空蒸留連続回収装置CA-800シリーズ
が、対象装置となります。

2)サンプルテスト

つぎに、お客様の廃溶剤がリサイクル・再利用が可能か、サンプルテストを実施します。
お客様にご準備いただくサンプルの必要量は、下記のとおりです。

テスト機CA-101CA-103VCA-801
対象溶剤沸点150℃以下沸点150℃以上沸点~220℃まで
蒸留方式常圧蒸留回収真空蒸留回収真空蒸留連続回収
必要量・廃液×1缶(15L程度)・廃液×1缶(15L程度)
・新液×1缶(10L程度)
・廃液ドラム×1本(約180L)
・回収液用空ドラム×1本
・新液×1缶(15L程度)
立会テスト
リモートテスト
3D実機テスト機3D >テスト機3D >テスト機3D >
【ポイント】

危険物の発送は、佐川急便・ヤマト運輸・西濃運輸は取り扱いを行っておりません。新潟運輸又は
JPロジスティクスで集荷が可能です。お客様の工場が運送業者と取り引きが無い場合、
元払いKOBEXで液の集荷が可能です。お気軽にお問い合わせください。

3)テスト結果ご報告と費用対効果の算出

テスト後は、蒸留データを提出させていただきます。回収率が特定されますので、必要に応じメリット計算の算出も致します。原単位の諸情報を共有ください。

・蒸留データ

・100シリーズメリット計算

・800シリーズメリット計算

【ポイント】

回収した溶剤については、2つの軸で再利用が可能かを評価します。

・定量評価:ガスクロ分析で溶剤の純度を測定(有償)
・定性評価:再生した溶剤を返送させていただきます。お客様の方で、洗浄工程等で利用いただき、
      溶解力・臭気・色見など新液と比較して差異がないかご確認ください。

費用対効果があり、再生溶剤の再利用が可能とご評価いただきますと、具体的な設備の機器仕様や各社の安全対策の仕様お打合せ、設置場所の確認など最終的な御見積書ならびに御見積仕様書のご提出をさせていただきます。

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